デイリーきみお

おりゃ~~

腹痛と長年付き合ってきた話

下痢の話です。

 

 8月に入り、一人暮らしを始めてからというもの、毎日が快便で超ハッピーです。

 私は中学生のころから毎週月曜朝9時ごろ腹痛に見舞われたり、発表会や遠足などの行事ごとの前には緊張でピーピー、怖くて長距離バスや快速電車に乗れないような下痢属性でした。

 腐ったものを食べたりしているわけでもなく、拾い食いだって本当にたま~にしかしていなかったので、それが原因でもないでしょうから、きっと過敏性腸症候群IBSってやつだと思います。中学の頃、軽くいじめられたこともあって、ストレスがたまっていたのも原因かと。

 高校に入って、中学の頃の人間関係を抜け出してからは、腹痛は大分おさまりました。それでも週に1回くらいはお腹壊していましたけど。でもやっぱり嫌なことがある日は、お腹壊しやすかったです。

 大学、社会人になると、幸いある程度腹痛をコントロール?できるようになってきており、「この日は絶対に下痢になってたまるか!」という日は下痢になりませんでしたし、プロジェクトなどで数日下痢を抑えていると、終わった翌日、一斉に下痢が押し寄せてきたりしていました。

きったねぇ字面だなオイ。

 それが、一人暮らしを始めると、最初の数日はやはり一人の不安やらなんやらで腹を下しましたし、なぜかうんこが緑色でしたが、一週間もたつと、毎日が快便でハッピーとなりました。

 実家にいると、家族が面倒をみてくれて生活が楽なぶん、やっぱりいろいろと気を遣わないといけなくて、ストレスたまっとったんかなぁ。色々プレッシャーはあったしなぁ。結婚しろとか結婚しろとか結婚しろとか。

 せぇへんわ!アホ!!!!ごめん!

■下痢エリートと下痢ビギナーの違い

 そんな話を同じくIBSである友人のしもまつにすると、彼女から腹痛をコントロールできる云々にものすごい同意を得ることができました。やっぱり長年下痢と付き合っていると、ある程度自分の腹痛の限界を知ることができるよねって。

 皆さんも経験したことがあると思いますが、腹痛に襲われた時って、腹痛い→おさまった→また腹痛い→おさまった→またまた…と繰り返し、そのうち、「これアカンやつや」というのが来ると思います。下痢初心者のうちって、最初のほうの腹痛いの波の時点で、あとどのくらい耐えられるかという予測がつかないんですよね。なので、「あ、腹痛い…」って思った時点でもうトイレに行くことで頭の中がいっぱいになってしまう。だっていつ腹痛の防波堤が崩壊するかわからないから、とにかく急いで排出しないといけないから。

 それが、私たちのような下痢エリートともなると、「あ、腹痛い…」って思った時点で、「痛いけど、これは今日は大丈夫なやつや…」とか、「早急にトイレに行かなアカンやつや…」とか判断できるんですよ。あと、下痢初心者の人は、きばりにきばってちょっと出して、すっきりしないけどこれ以上でないからとりあえずトイレを後にすることもあると思うんです。で、また腹痛くなってトイレに駆け込むの。それが、下痢ートには、ありません。

 下痢というのは、出し切らないと腹痛が再発するものです。私は出きらなかったもののことをラスボスって呼んでいますが、ラスボスを倒すまでは、戦いは続いているのです。一時休戦に見せかけて、急に襲撃してくる。それが下痢ってものです。

 ラスボスは、ラスボスだけあってなかなか手ごわいです。というのは、下痢ビギナーによくある、「あ、腹痛い…」の時点でトイレに駆け込んでも、ラスボスに到達することは難しいからです。しかし、「これアカンやつや」でトイレに駆け込めば、100%ラスボスを倒すことができます。先に述べたように、下痢ートである私たちには、「これアカンやつや」の波がいつ押し寄せるかを予測することができるので、それを狙って確実に対処することができます。

 それもこれも、長年下痢と付き合ってきた私たちだから出来る技です。損しかないと思われるIBSも、こんな利点があったんです。そう思わないとやってられません。

 ただ、日々の生活の中で、下痢の機会を減らすことが可能だというのは実感しているので、ストレスフリーな生活を心がけて、下痢と付き合っていきたいと思います。しもまつは、毎朝りんごを食べてお腹の調子を整えています。腹痛にならないためにはある程度の努力が必要だということです。下痢の皆さん、頑張りましょう。